「…、えっと」





簡単に出ると思っていた声は
喉から無理矢理絞り出したかのように、苦しかった。

上擦って恥ずかしいと言う事よりも
皆の視線ばかりが気になって、体の先がカタカタ震える。

いつから、こんな弱くなったんだろう。
…ううん、元から私は弱かった。





「私、やっぱ破壊の少女じゃないみたい」





皆が離れたら、何も出来ずただ泣く事しか出来ない程私は弱いんだ。





「破壊の少女の人に対する恨みが強くて、私がたまたま呼び出されたってだけで」





だから本当は、もう立ってる事すら辛いんだ。
支えてくれていた人達が、こんなにも遠いのだから。





「だから、跡継ぎでも何でもなくて…本当一般人で…」

「いや、異世界から来た時点で一般人じゃないんだけど…」





嫌われたくない一心で紡ぐ私の言葉は
弱くて、言い訳がましくて、私が一番嫌いな喋り方だった。

でも、もう少しだけ笑ってなきゃと溢れそうになる涙を必死に堪える。





「私、皆の敵じゃない…この力で破壊の少女に協力するつもりもないよ…!」





やばい、泣いてるかも。
そう思った瞬間、頬に暖かい物が伝う。

誤魔化したい一心で顔を振り涙を散らす。

だけど涙は止まる事も知らずボタボタ零れて
それを機に笑顔を作る事すら出来なくなった。

でも、それでも強く願った。
笑顔が、まだ壊れないようにと。





「シャーリィもワルターも、水の民も助けたい…!陸の民も水の民も…全員助けたいの!」

「信用出来ないなら、もし私が変な行動した時は殺しても良い!」

「ッだけど、今は一緒にいて下さい…!」





壊れてしまった笑顔をもう戻す事は出来ない。
涙で視界が滲み、皆の顔もろくに見る事が出来ない。

もう何も止まらない。
内に溜め込んでいた言葉は涙以上に外へと溢れた。





「私は破壊の少女じゃなくて、私だよ!だよ!」

「真実を知った今でも、皆と仲間でいたいのは私の意思なんだよ!」

「破壊の少女の恨み何て関係ない…私は私だから!」





急いで声を上げたせいか、呼吸が荒い。
嗚咽を堪えれば喉が震えて、だらしなく声が漏れる。





「まだ大好きな皆と、大好きな世界にいたいよおッ…!」





歯を食い縛る事も出来ずグズグズと泣く私を待っていたのは沈黙だった。


それも、とてもとても長い沈黙。


静かな浜辺に私の泣き声だけが響き、それをとても恥ずかしく、また虚しいと感じる。

だけど涙と言うものは堪えようとすればする程渇く事を忘れ溢れてくるものだ。
それを分かっていても、止まれ止まれと、何度も心の中で呟いた。





「…馬鹿ですか貴女」





初めに沈黙を破ったのはジェイだった。

やっとこの状況を抜け出せる、そう思ったのに
冷たい言葉に体は必要以上に強張った。

瞬間涙は止まったものの、胸の内の不安は取れない。
ジェイが近付く足音を聞く度、体が一歩下がりそうだった。





「貴女が変な行動をした時に殺したって手遅れなんです」
「…」
「信用出来ないならこの場で殺すのが一番の策でしょう」
「……そっか…」





何だか、ジェイらしいと感じた。

説得力がある所も、私をこれっぽっちも信用していない所も
人が嫌がる事を、全て背負おうとする優しい所も。





「だから僕達はもう手遅れなんですよ」





ジェイはそう言うと大きく息を吐く。

数秒後、私は生を諦め閉じていた目を開き、ゆっくりと顔を上げた。
ジェイの言っている事の意味を、半分も理解出来ずに。





「何、言って…」
「貴女の変な行動に僕が巻き込まれた事、忘れたとは言わせませんよ」
「…へ…?」
「初めは船の上…いえ、噴水広場でしたね。次は毛細水道…その次は雪花の遺跡ですか?」
「…な、何の事…?」
「無能な人はこれだから…」





過去旅した事のある場所を淡々と並べるジェイに、私は更に首を傾げた。

何かのなぞなぞか、それともジェイが適当を言っているのか
考えれば考える程生まれる謎に四苦八苦していれば
ジェイは先程よりも大きな溜め息を零した。





「僕の計画を全て台無しにし、信用を失うような行動を、貴女はこれまでに何回もしているんです」
「…」
「…それでも…さんはそれでも笑っていたんですよ」
「……」
「今のように、子供みたいに泣きじゃくる事はなかった」





更に私との距離を詰めるジェイの足。
その足音に、私が恐れていた怒りや恐怖と言う感情はない。

ポン、と肩に置かれた手が冷たく体が跳ねる。

だけどこんなにも、体はこのぬくもりを求めていたんだとハッキリと分かった。





「もう、貴女の意味不明な行動には慣れましたよ」
「…」
「先程言い過ぎた事も謝りません。今まで散々振り回されたお返しです」
「、ジェイ…」
「僕は先にベースキャンプに戻らせてもらいます、色々とやる事があるんで」





「…戻ってくる頃にはいつものように笑っている事を願っています」





耳元で囁かれた言葉を最後に止まっていた涙が溢れてくる。

ずっと聞きたかった、優しい声。
待ち侘びすぎて疲れたのか、体の力がカクンと抜けた。

砂浜に座り込み、これは夢かとただ呆然とする。
立ちたくても力が入らない。





「オウ、!」





頭上から降りかかる大きな声に、体がビクンと跳ねた。

ジェイの言葉を胸の内で繰り返す私には
近付く影の存在も、太陽のような明るい笑顔も、全部が不意打ち。





「なんじゃ?また腰抜けたんか?」





目線を合わせるようしゃがみ、その大きな手で私の髪を撫でるモーゼス。

押し寄せる感情と、今すぐその胸に甘えたくなる衝動をぐっと堪えた。
代わりに、涙がまたボロボロと瞳から溢れ視界が滲む。





「…ッう…」
「そげな顔すんな!いつものの方が何倍もええぞ!」





「ホレ!」、と私にとびっきりの笑顔を向けるモーゼスからは
裏のある気持ちなんてこれっぽっちも感じなかった。

私を私として見てくれる瞳を向けられたのは本当に久しいと感じ
頷くのが精一杯で、涙は全然止まらない。





「ワイの嫁になる奴が、こがあな事で泣くな!」
「私、嫁になるなんて言ってないよ…」
「泣くなら未来の旦那の腕の中でじゃ!どうじゃ?」





色々と否定したい部分はたくさんあったけど、
手を広げ私を待つモーゼスの胸に飛び込みたいって、素直に思った。

でも何でか体は素直になれず、まだ皆の気持ちを探ってる。
屈託のない瞳を向けられても、散々皆を振り回した私がこんなにしてもらって良いのかと。





「…ま、早う元気になれや」





何も答えない私に一言返すと
モーゼスは私の髪から手を離し、頬に伝う雫を赤い舌で掬う。

こんな状況でも体はとても素直で
力の入らない手がぺちりと、情けない音を立てモーゼスの頬へと飛んだ。





「セクハラ…」
「クカカ!なんじゃそれは!いつもはグーじゃろ!」





そんなに殴られたいのだろうか、疑問に思う私を見て
モーゼスはふわりと唇で弧を作り笑った。

垂れた瞳が私を見つめ、無言でもモーゼスが言いたい事が何となく分かった気がする。





「…いつまでも、待っちょる」





そう言うとモーゼスは私から離れ、ジェイと同じ方向へと戻って行った。
私に温かなぬくもりと生温い感触を残して。





ちゃん」
「…グリューネさん…」





太陽をしょったグリューネさんはその薄いヴェールを陽でキラキラさせながら
私にふわりと柔らかな笑みを見せる。





「皆、ちゃんの事、いっぱい、いーっぱい心配してたのよ」
「…うん…っ」
ちゃんが焦っちゃうと皆も焦っちゃって、お揃いだけどお姉さん凄い悲しかったわ…」
「っぅ…」
「皆お揃いなら、ちゃんは泣いてちゃダメよ」





グリューネさんはそう言うと嗚咽を堪え震える私の体をフワリと包む。

一度、ううん、何度だって
私はこの温もりに、香りに、優しさに救われていた。





「皆と一緒に笑いましょう?」





「そうしたら、皆とお揃い」と、とても嬉しそうに笑うグリューネさんの姿を見て
強張っていた体がふっと解れたような気がした。

下手くそな笑顔でも良い、そう思い
グチャグチャになった顔をフニャリと緩める。

そうするとグリューネさんの笑顔は一段と素敵な物になり
満足気に頷くと、足をしなやかに曲げてキャンプ地へと戻って行った。





それと入れ違うよう、今度はクロエが私の方へと歩いて来る。

腰に携えた剣から手を離し、真っ直ぐと背筋を伸ばす凛とした姿のクロエは
私との距離を縮めると、その整った唇で優しく私の名前を紡いだ。






「クロエー…」
「そんな気弱な声を出さないでくれ」





困ったようにクスリと笑みを零すと
もっと距離を縮るようにクロエは私の目の前にしゃがんだ。





「…初めて会った時に私が言った事、覚えているか?」
「…ごめん、あんまり…」
がどんな人だろうと、良い人には変わりない…そう言ったんだ」





クロエはそう言うと私の頬に手を当てる。
その言葉が、暖かいぬくもりが私に過去を思い出させてくれた。

今のように目を逸らす事なく私を見て、
クロエは異世界から来た私に驚きながらも
前向きな姿勢を見せてくれたのだった。

まだセネルやウィルと距離を感じていた私に
真っ正面から、探る気もなしに手を差し伸べてくれたのはクロエだ。





「今も思っている事は同じだ」

「…」

「一瞬でも狼狽えてしまった自分が恥ずかしい…
 どのような者にも手を差し伸べるのが騎士の役目だと言うのに」

「クロエ…」

「いや…騎士の役目ではない…これは私の本心だ」





「これからも、仲間として共に歩いて行きたい」





と共に」、そう言って微笑むクロエの姿はお伽話に出てくる王子様みたいだった。

“仲間として”

その一言が私をどれだけ救ってくれているか、
きっとクロエは気付いていないんだろうな。





「愚かな私を許して欲しい」
「…当たり前じゃん。私達仲間だよ?」





潤む瞳を細め笑顔を返せばクロエはきょとんと目を丸くし、そしてホッと安堵の息を吐いて
私の手の甲に自らの手を乗せた。

「ありがとう」、なんて、本当は私が言いたいのにクロエは最後まで紳士的で
私から離れるその背中さえも、誰かを虜にする程美しく感じた。





!」





人一倍元気な声に、クロエの背中を追っていた瞳を反対へと向ける。

聞き慣れたいつもの声はここに来る前から私を支えてくれていた。
「素直になりなよ」、と教えてくれたのはノーマだ。





「うわ、不細工〜…も〜そんなに泣いちゃって」
「…うるさいなあ」
「でもま〜それに騙されてる男も約数名」





「後一人も確実かな〜?」と後方を盗み見るノーマに
私は「何の事」とブスッとした態度で返事をする。

言っている意味が分からないと口を尖らせる私に
ノーマはゴメンゴメンと軽く謝ると一つ咳払いをし、大きく息を吸った。





「…正直、あたしが破壊の少女って知って、怖かったよ」

「…ノーマ…」

「もう関わるのやめようかな〜って考えた。
 エバーライトを見つけられないまま、破壊の少女に殺されるのは嫌だったし」

「…」

「でも、考えたんだ」





いつも見るノーマじゃない、柔らかい笑顔。
その姿は私よりもずっと大人に見えた。





「もしあたしが破壊の少女だったら、はどうしてたかなって」

「きっとは、迷わないで受け入れてくれるよね。
 『破壊の少女でも、ノーマはノーマ』ってさ」

「そしたら何かウジウジ考えるのも面倒になっちゃってさ。
 本当、一瞬…馬鹿みたいな事考えてゴメン」





抱き締めてくれたその体は、凄く温かくて、懐かしくて。
恐る恐るでしかその背中に触れられない私に、ノーマはきゅっと体をくっつけてくれた。





「ど〜よ?元気出たっしょ!」
「…胸はないけど」
「だ〜!ちょっとは感謝してよ!」
「してる!」





こんなに近くでノーマの笑顔を見たのは久しぶりだし
その細くなった瞳に私の笑顔が映ったのも久しぶりだろう。





「順番待ちがまだいるから、もう行くね」
「あ…うん」
「本当はこ〜っそり覗いてたいんだけどね〜そろそろ頃合い?って感じだし」
「…何の話?」
「罪な女だね〜は」





ニヤニヤと笑い、「またね」と手を振るノーマに突っ込む事も出来ず
慌てて一つ頷き小さく手を振る。

相変わらず意味の分からない事を言い残すあたり困りものだけど
全てを曝け出してくれているあの姿を見ると、とても安心した。

同時、ゴツ、と言う音と共に衝撃が走る。
衝撃が走る…と言うよりは間違いようのない痛みだ。





「いたっ…」
「まだ足りないぐらいだが、これで許してやる」





ジェイ以上に大きな溜め息を吐くウィルは
その拳をゆっくり解くと、埃を掃うように手を叩く。

頭を抱え、私は今までとは違う意味の涙を瞳に溜めた。
これは心の痛みじゃない、体の痛みを訴えての涙だ。





「全く…十六にもなって情けないぞ」
「う…」
「ハリエットと同じだな…手間は掛かるし、宥めるのにも一苦労だ」
「…悪かったね」





やれやれと言いながら再び溜め息を吐くウィルに、私はささやかな抵抗をする。
きっとウィルにはいじけている子供にしか見えてないだろうけど。





「…昔、ハリエットはこうすれば泣き止んでくれた」





声に導かれるよう、反らしていた瞳をウィルに向ける。
ウィルは先程私を叩いた手を、今度は優しく、怖ず怖ずと頭に乗せた。

フワリと、鼻を掠めるウィルの匂い。

優しくて、温かくて、自然と目を細めた私を見
ウィルは徐々に私の頭の上で手を動かす。

まるで壊れ物を拭くよう、まるで何かに怯えているような動作に
何故だか不安を煽られた。





「…私が怖い?」
「?」
「いつもと、少し撫で方が違うから」
「…ああ、怖いさ」





「俺は皆のように、を繋ぎ止める方法を知らない」





「だからこれで許してもらえれば有り難いのだが」、
ウィルはそう言うと自信のない笑顔を私に見せた。





「…許すも何も、始めから怒ってないよ」
「…そうか」
「ありがと、ウィル」





へへ、と笑って目尻に溜まった雫を拭う。
そうするとウィルも笑う。

私を撫でていた手が温かみを増し
そこから感じていた不安や恐怖の感情は消えていた。

ゲンコツの痛みも何処へやら、安心しきった私の顔を見て
ウィルは一つ頷くとその場を離れ、皆の後を追うように海から離れて行った。





「…





声が聞こえた方へ振り返る。





「セネル」





私に近付いて来る青年の名前を呼ぶ。

久しく呼んでいない気がした。
久しく呼ばれていない気がした。

例えそれが本当に気だけであっても、とても懐かしく感じたのだ。





「…もう、皆に言いたい事言われちゃったんだけどな」





セネルは困ったように笑う。
私はそんなセネルの言葉に一度目を丸くし、同じように笑った。





「最後だからカッコ良く決めて欲しいなー」
「…何だ、いつものじゃん」





ハハ、と笑いながらセネルは私の目の前にしゃがんだ。

片膝を立て私の目の前に手を差し伸べるセネルの姿は
海に反射する光を受け、王子様みたいにキラキラしてる。





「…まぁ、クロエと言ってる事はあんまり変わらないと思うけど」
「…?」
「これからも、一緒にいて欲しい」





「…俺、好きなんだ。…が」





セネルの瞳の中で大きな光がユラユラと揺れていた。

真剣で、嘘偽りがない。
私を心から受け入れようとしてくれている。


私にこの手を拒む理由はあるのだろうか。


そっとセネルの手に自らの手を乗せれば
セネルの指先がピクリと動き、熱を帯びる。





「私も、セネルが好き」





驚き見開かれた碧の瞳に、私の顔がくっきりと映っていた。

そこに映る私は笑みを浮かべていて
さっきまで酷く醜い顔をして泣いていたのが嘘みたい。

それもこれもセネルの…皆のおかげ。





「私、こんなに幸せなの初めて」
「…
「優しい“仲間”ばっかで、好きなんかじゃ表せないぐらい…本当に感謝してるんだよ」
「…やっぱ、そう言うオチか」





へへ、と笑う私とは反対にセネルは海よりも深い溜め息を零しガクリと肩を落とした。

あからさまな態度にむっとすると同時
どうしてセネルがそうなっているかを真剣に考える事数分。

“もしかして”の答えすら浮かばず、結果私のせいではないと強く頷いた。





「ちょっと、何その反応」
「いや、良いんだ…」
「何それ―――…」
「…いや、良くない」





「へ?」と間抜けな声で返事をしたと同時、
触れ合う手がぎゅうっと強い力に包まれる。

痛いくらい私の手を握るセネルの行動は理解不能で
驚きから目を丸くする私をセネルは睨むように見つめていた。

心無しか頬を赤くしているから、余計にこっちは混乱してしまう。





「一つだけ訂正させてくれ」
「へ?」
「シャーリィは俺の想い人じゃない、妹だ」
「…は…?だ、だって…」
「だってじゃない。違うったら違う」





そんなムキにならなくても、と言える雰囲気でもなく
断固否定するセネルの瞳に嘘もない。

「だって私の知ってる物語は」、とは言えず思わず口を噤む私を見て
セネルは「よし」と言い手の力をゆっくりと緩めた。





「…じゃあ、クロエが好きなの?」
「なっ…何でそうなる!」
「だって、気になる…」
「ッ…もう、この話は終わりだ!」





セネルは吐き捨てるようにそう言うと私の手をグッと引いて立ち上がった。

さっきまで力が抜けて手すら満足に動かせなかった私を
セネルはゆっくりと支えてくれる。





「…別に、いつか分かるだろ?」
「?」
「これからだってずっと一緒なんだから」





ゆっくりと、本当にゆっくりと私の手を引くセネルの背中はとても大きく、広かった。
繋がる手は、まるでそこにあるのが当たり前だと思わせてくれる程、温かい。





「いていい…よね?」





私の前を歩くその背中に小さな小さな本音をぶつけた。
歩みが止まり、首だけを動かしてセネルは私を見る。

怖ず怖ずとする私にフッと柔らかい横顔を見せると
繋がる手がグイっと前に引っ張られた。

さっきまで前にいたセネルは、私のすぐ横にいる。





「当たり前だろ。は仲間なんだから」





砂の上を歩く渇いた音が二つ重なり、閉じた空間に響く。

不思議だ。

初めは自分に近付いてくる仲間の足音すら恐怖で震えていたのに。
今は…この音がとても心地良いと感じられた。










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修正:11/12/14